異世界料理道

父親の経営する大衆食堂の見習い料理人、津留見明日太(つるみあすた)は、父親の魂とも言える三徳包丁を火事から救うべく火の海に飛び込んだ。そして気づけば、そこは見知らぬ密林の真っ只中。イノシシにそっくりの野獣ギバに襲われ、『森辺の民』を名乗るアイ＝ファという少女に救われた明日太は、そこが異世界だということを知る。 ガスコンロも冷蔵庫も存在せず、人々はただ生きるためにモノを喰らう。──「食事」の喜びが忘れられた異郷で、見習い料理人が無双する！　「小説家になろう」発！　異世界料理ファンタジー待望のコミカライズ！！

『あなたの作った不思議な食事を、最長老ジバ＝ルウにもお恵みください！ジバ＝ルウは…このままでは死んでしまうのです！』 ──リミ＝ルウに願われ、ルウ家の「かまど番」を務めることになったアスタは、ギバ肉のハンバーグをふるまうことになる。しかし、家長ドンダ＝ルウに、『この料理は毒だ』と言われてしまい…!? 果たしてドンダ=ルウが『毒』とした理由とは？ 見習い料理人の前に文化の違いが立ちはだかる！ 大人気「異世界グルメ革命コミック」第２弾!!

ルウ家との騒動もひと段落つき日常に戻ったアスタたち。食材を補充するため、二人は連れ立って宿場町へと降りることに。異世界で初めての町で、知らない料理を見てテンションの上がるアスタ。そして彼は今後の運命を大きく左右する人物と出会うことになる──。新しい食材と運命の出会いがアスタを待ち受ける！　大人気「異世界グルメ革命コミック」第３弾!!

ルティムの婚儀の宴も終了し、森辺の民としての在り方を見つめなおすアスタ。そんな彼の前に、またもや風体の怪しい男・カミュア＝ヨシュが姿を現す。町では忌避されているギバ肉を食べてみたいというカミュアにギバ料理を振る舞ったアスタだが、料理を食べて感動したカミュアに『町でギバ料理の屋台を出さないか』という、驚くべき提案を受けるのだった。大人気「異世界グルメ革命コミック」第４弾!!

カミュア＝ヨシュの提案から宿場町でギバ料理の屋台を出し、様々な人とのかかわり合いも増えて順調に売り伸ばすアスタ。しかし、『ギババーガー』だけではより多くの人にギバ肉の味を知ってもらえないと知ったアスタは、町の民の為に新たに『ミャームー焼き』を開発する。そして、その料理はアスタにまた新たな出会いをもたらすことに――。大人気「異世界グルメ革命コミック」第５弾!!

宿場町での屋台はささやかな利益を上げ、安堵と充足感に包まれるアスタは、アイ＝ファへの贈り物を考える。──だがそんな矢先、因縁の相手である「スン家」の長女が接触。森辺の民の有力家長が集まる「家長会議」の料理をアスタに作ってほしいというのだが…!?　覚悟を決め、70人分相当の料理に挑むアスタ。…しかしてこの会議は、森辺の民の行く末と、アスタたちの運命を大きく動かす事件へと発展していく。

スン家による支配も崩壊し、 新たな秩序をもって歩み始めた森辺の民たち。 一方、 町での商売を再開したアスタは 新しい食材に出会う…それは 日本に居た頃を思い出す懐かしい香り 「醤油」であった──!? 彼は新メニューを引っ提げ、 宿の食堂への料理の提供、 そして出店の拡張を目標とし、 大きな第一歩を踏み出す！ 「すき焼き」「角煮」…垂涎の新メニューが続々登場！ 絶好調異世界料理ファンタジー新展開!!

スン家の凋落から数日後、事件の置き土産というべきか、 荷引きに使われていた「怪鳥トトス」を保護したアスタたち。 初めての騎乗で、颯爽と乗りこなしたアイ＝ファは、 トトスを新しい家族(？)として受け入れることにする。 そして、環境の変化はそれだけに留まらず、 新しい料理を考えていたアスタの前に、料理の幅を広げる食材、 「チーズ」がその姿を現すのだった――!! 出店の拡張、新メニューの開発。 アスタの努力が一つずつ実りゆく、 異世界料理ファンタジー最新刊!!

キムチに似た食材「チット漬け」を入手したアスタは、 新メニューを続々と開発！ ──異世界版「豚キムチ」＆「キムチ鍋」爆誕！ 異郷の民は、その赤くて辛い刺激に、 悶絶しつつも癖になってしまって……!? そんな、アスタの調理と熱意は、 料理の概念がなかった異郷に伝播、 料理に対する興味も徐々に広がっていき──！ 変革と成長の異世界グルメファンタジー最新刊！