高1ですが異世界で城主はじめました 25
迫る帰還のタイムリミットにヒロトの決断は――。
ヒロトがこのヒュブリデの世界を去るまであと1年未満――。そう知らされてヴァルキュリアは度を失う。残るのか、帰還するのか、すべてはヒロトと相一郎の決断に懸かっている。もちろんヒロトの気持ちは決まっているが、折悪しくも隣国アグニカ最大の港町サリカで、首席裁判官が脅され、精霊の灯が消えるという、アグニカ史上初めての大事件が発生する。背景にゴルギント残党の力を見て取ったヒュブリデは介入を決定。ヒロトは副大司教シルフェリスと向かうが、待ち受けるのは、国外からの干渉を嫌うグドルーンであった。

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