祝・聖女になれませんでした。
祝・聖女になれませんでした。
- 小説賞受賞
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ストーリー
もふもふ精霊に愛されまくりで、平穏に生きたい聖女さまこっそり大活躍!!
誰もが策略家と言うけれど、悪役顔なだけの心優しい令嬢・アディーテ。王子の介入で聖女の最終選考に落ちて「選ばれなかった方」などと周りには揶揄されるが、彼女にとってはむしろ嬉しい結果だった。 友人であるうさぎ型モフモフ精霊・シルヴェストの姿が見えて会話ができるだけで十分。聖女の力は隠してあとは任せて大人しくするつもりだったが、精霊を顧みない偽聖女・ララーのせいでトラブルが発生!! しかも、それらすべてをアディーテのせいにされてしまう。 周囲から疑いの目を向けられ孤立する中、何故かイケメン魔法師団長セリオズが手を差し伸べてきて―― 「俺を、君の共犯にしてみませんか?」 アディーテ大好きな精霊や魔法師団長の手を借りながら、お人好し聖女様はなるべく目立たず世界の危機まで救います!!
キャラクター紹介
- アディーテ・ソルランツ 人相の悪さが原因で策略家と勘違いされている心優しい公爵令嬢。 平穏な生活を送りたいという願いのため、聖女の力を隠している。
- セリオズ・チェーザリオ 類まれなる魔法の才で最年少で魔法師団長になった青年。 どうもアディーテの正体に気付いているようで、手助けを申し出る。
- シルヴェスト アディーテといつも一緒にいるウサギの姿をした風の上位精霊。 いたずら好きで、特にアディーテを悪者扱いする奴を狙って騒ぎを起こしたりする。
- ブリザ 聖女の儀式があるためやってきたシロクマの姿をした氷の上位精霊。 おっちょこちょいな性格をしている。